ktagjp’s blog

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悪性リンパ腫になりました ③

虎の門病院に入院】

f:id:ktagjp:20160421193533j:plain ※画像は「がん情報サイト」から引用しました。

〈概要〉

虎の門病院に入院しました。化学療法に先立ち、血液検査、骨髄生検などの検査を行いました。この骨髄生検に恐怖していたのですが。。

〈本文〉

12月16日に虎の門病院に入院すると、その日のうちに血液検査を行い、もう次の日には骨髄生検をすることになりました。骨髄生検というのは腰骨の背中側に3ミリほどの太めの針を刺し、骨に穴をあけて中の骨髄組織を取り出す検査のことです。取り出した骨髄組織を病理検査することによって骨髄の中に悪性リンパ腫の転移があるかを調べるのです。

実は骨髄生検と聞いてかなりビビっていました。以前、義父が昭和大学病院に入院した際に、同じ病室の隣のベッドの患者さんが骨髄生検をしていたのですが、上手く組織が取れなくて何度も刺し直しをしていました。その間、ずっと患者さんがとても苦しそうなうめき声をあげていた様子が脳裏に焼きついていて、骨髄生検と聞いてすぐに、その光景が蘇りました。

朝食をとって少しした10時頃に検査担当のT先生が病室に入ってきました。私は観念して促されるままにお尻を出してベッドにうつ伏せの体勢を取りました。腰骨のあたりに

ところが、局所麻酔後は全く痛みもなく、検査はあっけなく終わってしまいました。T先生に検査をしていただいたのですが、先生によると「毎日数回は骨髄生検をしている」とのことで、とても手慣れた様子で検査を終えられました。この時は虎の門病院を選んで良かったと心から思いました。

二日後に検査結果が出て、骨髄にリンパ腫の転移がないことが分かりました。骨髄に転移があると再発リスクが増大するので、とてもラッキーでした。また、PET-CTでも左下腹部以外にリンパ腫の組織は確認できなかったため、限局しているだろうということになりました。リンパ腫の組織が7cmにもなっているのに限局しているというのも幸運なことだと思いました。

次回は化学療法(抗がん剤治療)について書こうと思います。